★「内藤景代の瞑想フォト・エッセイ」
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       この世界は、神秘が形になり、
       物質は波動を放射している。
       広大な時の流れと、宇宙的空間に思いをはせ、
       命あるものと結び合う、
       今、ここの自分を大切に。
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        美しい写真や画像はHPでごらんください。
           http://www.bigme.jp
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      2018年5月1日(火) 新しい[▲3権分立のヤントラ▲野生の思考のヤ
   ントラ]と[▲3つの脳ヤントラ]→【思考の仕組み(構造)がみえる、
   3つの▲弁財天=弁才天ヤントラ】→5月3日は[憲法 記念日] sinc
   e 1947●バットマン?樹上で翼を乾かす黒いウ(鵜)と白いダイサギ
   (大鷺)とコサギ(小鷺)の風に舞うチュール・スカート☆ナンジャモ
   ンジャの白い花☆紫色と黄色の華鬘(けまん)☆青い花、忘れな草
    Forget-me-notと胡瓜草☆鯉のぼりと柳の黄緑の花☆白と黄の山吹、
   黒い実★春の七草「仏の座」=小鬼田平子☆新緑と空☆蔦葉海蘭☆
   石楠花☆著莪☆姫林檎★紅白咲き分け桃☆風向計など41枚の写真
   と“言葉”を【二重(ダブル)イメージ】で観じて〔新しい方向性を、
   深く考えるため〕のご参考になれば幸いです。
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   下弦 5月8日 新月 5月15日 上弦 5月22日満月 5月29日
   ・今月の異名(いみょう)は 皐月(さつき)
   ・24節気 立夏(りっか) 5月5日 小満(しょうまん) 5月21日
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   ★西新宿スタジオはレッスン場所が5階です
     →●内藤景代のレッスン ご案内  5月   6月
   ★【 集中レッスン・セミナー 】●はじめてのかたも
   ●さらにヨガを深めたいかたも●ご遠方のかたも日帰りで    
     http://www.nay.jp/5-nay/5-shuchu.htm
   ・ 5月27日(日曜)内藤景代のヨガ、瞑想、呼吸法のコツ
     〔3時間の集中レッスン・セミナー〕
        2:30〜5:30 (開場:2:15) マイスタジオ 5階・5C
   ・new 6月24日(日曜)内藤景代のヨガ、瞑想、呼吸法のコツ
      〔3時間の集中レッスン・セミナー〕
         2:30〜5:30 (開場:2:15) マイスタジオ 5階・5C
   ・New 7月29日(日曜)内藤景代のヨガ、瞑想、呼吸法のコツ
       〔3時間の集中レッスン・セミナー〕
         2:30〜5:30 (開場:2:15) マイスタジオ 5階・5C
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   ◎ナンジャモンジャの花 (ヒトツバタゴ)
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   ☆高い樹木の上に、白い糸のような花が丸くなり、
      たくさん咲いて、よい香りをはなっています。
   [細い糸のフリンジ]に花びらを[見立て]、
   「中国のフリンジの木(Chinese Fringe Tree)」
       と英語では よばれています。
   日本では、あまり見かけることのない樹木で、
      自生しているものは、天然記念物です。
   学名は「雪の花」を意味する、キオナンツス(Chionanthus)。
   白い花を、ふりつもる 白い雪に[見立て]たのでしょう。
     むかしの日本では、対馬、愛知県、岐阜県だけに
   自生していたので、東京では珍しい樹木でした。
   それで、この初夏にふる雪のような白い花の樹木を見て、
   「あれは、何じゃ(ナンジャ)? 何物じゃ(モンジャ)?」
     というところから、「ナンジャモンジャの木」と
   よばれるようになったという、ウソのような本当の話です。
   【事実は、小説よりも  奇(き)なり  
        Truth is stranger than fiction.】 バイロン 『ドン・ジュアン』
   ☆ヒトツバタゴ(一つ葉たご)ともよばれる
   ナンジャモンジャは、モクセイ(木犀)科で、
   キンモクセイ(金木犀)と同じく、よい香りのする花木です。
     今では、東京のあちこちの場所で毎年 見かけます。
   白い糸のような花びらが《光》をあびると輝き、綺麗です。
     ナンジャモンジャという名も【遊び心】で楽しいですが、
   「雪の花」や「細い糸の木」も すてきな[見立て]です。
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   ◎ムラサキケマン(紫華鬘 むらさきけまん)
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   ☆瞑想(冥想)すると感じる、天から降りてくる光り輝く
   《金色のシャワーのようなバイブレーション》。
   その《氣》の波長(波調)を金色の透かし彫り(すかしぼり)
   などにして、仏殿の天井からつるしたものが華蔓(けまん)。
   大乗仏教の仏殿の本堂に飾られます。
   宗派によっては、装飾的な造花を仏殿の天井から下げます。
   その蔓(つる)のような花=華のイメージから華蔓(けまん)。
     どちらも、あちらの世界、極楽浄土(ごくらくじょうど)の
     華やかな雰囲気をもりあげる装飾であり、装置です。
   信州のお寺で[両界曼荼羅(りょうかいまんだら)]を拝観し、
   その後、本堂で瞑想(冥想)させていただきました。
   さわやかな風が通りぬける、夏の午後で、
   ひとりで長いあいだ座っていたように想います。
   ・・・そして瞑想(冥想)後、目をひらくと、
   天から降りてくる金色のシャワーのような輝く《光》
   を目の前に、実際に見ました。・・・? 綺麗…!
   よくみると、金色の透かし彫りのいくつものケマン(華鬘)が、
    静かに風にそよいでいました。忘れられない光景です。
   ☆仏殿の華蔓(けまん)の華やかなイメージに[見立て]
   上の写真↑ムラサキケマン(紫華蔓 むらさきけまん)や、
   下の写真↓キケマン(黄華蔓 きけまん)があります。
     どちらも高さは10から20センチほどの野草です。
   ほの暗い湿ったところにはえているので、
      別名をヤブケマン(藪華鬘 やぶけまん)。
   ☆ムラサキケマン(紫華蔓 むらさきけまん)は、
   つぼみのときは、濃い赤紫の固まりになっています。
       咲くときには、階層的に交互に広がります。
   ☆鳥が四方八方に飛び立つように咲くので、
   その姿から、学名は鳥に[見立て]られています。
   一気に高く飛ぶ鳥、ヒバリ(雲雀 ひばり)のイメージです。
   学名は、Corydalis incisa(紫華鬘)。
   Corydalisは、ヒバリ(雲雀)でケシ(罌粟)科です。
   ※両界マンダラは、金剛界と胎蔵界のマンダラ。
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   ◎ キケマン(黄華蔓 きけまん)
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   ◎新緑と空-1
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   ☆2〜3ミリほどの空色の小さな花が、
   細長い茎の先に、5枚の花びらを広げ、風にゆれています。
      空色の小花の中心は、黄色です。
   ワスレナグサ(忘れな草 勿忘草 わすれなぐさ)の花に
   似ていますが、こちらは、キュウリグサ(胡瓜草)。
      同じ ムラサキ(紫 むらさき)科の野草です。
   同じといえば、別名がタビラコ(田平子)で、
     下記の「春の七草、仏の座(ホトケノザ)」と同じです。
   “言葉”だけで話していると
   名まえがからみ合い、混乱してしまうでしょう…。
      黄色い「春の七草、仏の座(ホトケノザ)」も、
   となりに咲いていることがよくあるので、なおさらです。
   要するに、空色のタビラコ(田平子)と、
        黄色のタビラコ(田平子)が、あるわけです。
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   ◎キュウリグサ(胡瓜草 きゅうりぐさ)
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   ☆上のキュウリグサ(胡瓜草 きゅうりぐさ)の花の青に、
   少し紫色をまぜた青紫色で、同じ5弁の小花が、
   ワスレナグサ(忘れな草 勿忘草 わすれなぐさ)です。↓
   青紫色の小花の中心は、白で放射状の模様です。
   草丈(くさたけ)は短く、びっしりと花が咲きます。
     たまに薄いピンクや、薄い紫、白い花もまじります。
   英語で、「Forget-me-not」(フォーゲット ミー ナット)。
   訳すと「わたしを忘れて! いいえ、ちがう!!」
       要するに「忘れないで」。
   和名はそれを訳して「ワスレナグサ(忘れな草 勿忘草)」。
      「な」が「not」。忘れないでの草。
   混乱していますが、大変な状況のときに名づけた花の名、
     「Forget-me-not」なのです。   
   ドイツの伝説では、鎧(よろい)をきた騎士(ナイト)が
   ドナウ川べりに咲く小さな青い花を、恋するひとに求められ、
   青い花をとろうとして足をすべらせ、川におち、
   鎧が重くて流されそうになり、花を恋人に投げ、
   叫んだ“言葉”が、「Forget-me-not」。
      「わたしを忘れないで」というつもりがあわてて、
   反対に「わたしを忘れて  Forget-me」といってしまい、
   あとから「そうではなく not」とさけんだという悲恋のお話。
   さて、そういう「命がけの悲恋をよんだ花」なので、
   ワスレナグサ(忘れな草 勿忘草)  Forget-me-not は、
   少女をはじめ女性たちに人気の花です。
   ワスレナグサ色の青紫は、花模様のドレス地の伝統色。
      ところが、「イメージ先行」のようで、
   実物のワスレナグサ(忘れな草 勿忘草)Forget-me-not
   を見すごすかたも多いです。
   目の前にあるのに、「どこにありますか?」と聞いたり…。
     「命がけの悲恋をよんだ花」なので、
   大輪の華やかな花、と想っているかたが多いです。
    キュウリグサ(胡瓜草) に似た小さな青い花を指さすと、
   「これですか?!」 と、がっかりされたりします。。。。
     楚々とした可憐な野草で派手さはありませんが。
   騎士が命がけで手にいれようとした花は、たぶん……
    愛するひとに面影(おもかげ)が似ていたのでしょう。
   ※忘れな草の花言葉は「真実の愛」「私を忘れないで」
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   ◎ワスレナグサ(忘れな草 勿忘草)
   ◎新緑と空-2
   ◎春の七草「仏の座」=コオニタビラコ(小鬼田平子)
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   ☆先月、ピンクの仏の座(ほとけのざ)のお話をしました。
     そのときに、「春の七草に数えられる 仏の座」
   とは ちがうというお話もしました。
     「食べられる七つの野草」ともいえる[春の七草]。
   春の七草(ななくさ)のひとつである[仏の座]は、
    タビラコ(田平子)=コオニタビラコ(小鬼田平子)です。
   道ばたや田んぼの あぜ道などに咲く黄色い小花です。
   葉は、タンポポ(蒲公英)のように、放射状に広がる
   ロゼッタ(ロゼット葉)で羽状に裂けています。
      茎は長めで、枝わかれして小花をつけます。
   太陽のコロナのような花びら6〜9枚を丸くひらく、
   キク(菊)科の花なので、黄色い花びらの舌状花と、
   まん中の茶色い筒状花(管状花)という、
   2つの花がひとつの花になっています。
      ホトケノザ(仏の座 ほとけのざ)という名は、
   仏像の背後に広がる光背(こうはい=オーラ)のような、
   黄色い花びらを見立てているのでしょうか。
      《光》を浴びて、反射するように花が輝いていると、
   可憐(かれん)で、小さな ほとけたちが、
   たくさん 道ばたにいるように観じられます。
   ★「大乗(だいじょう)仏教的なホトケ(仏)」と
   「小乗(しょうじょう)仏教的なブッダ(仏)」については、
   本 『ヨガと冥想』 (内藤景代・著)をどうぞ。 ↓↓↓
    http://www.yoga.sakura.ne.jp/ym-book/ 
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   ◎新緑と空-3   ◎新緑と空-4
   ◎ヤナギ(柳 やなぎ)の葉と花と木
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   ☆今年はヤナギ(柳)の葉も早く萌えだし、
   ソメイヨシノ(染井吉野 そめいよしの)桜が咲く前に、
   新緑のような鮮やかな葉を風にそよがせていました。
   それにともないヤナギ(柳 )の花も早く咲きました。
   葉といっしょにゆれる黄緑のブラシのようなものが、
   ヤナギ(柳 やなぎ)の花です。
     ヤナギ(柳)には、ふつうの花びらはなく、
   メシベ(雌蕊♀)やオシベ(雄蕊♂)だけです。
      《光》をあびて、輝いています。
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   ◎鯉のぼりとヤナギ(柳) 風が吹いている
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   ★5月5日は子どもの日、端午の節供(たんごのせっく)。
   同じ数が並ぶ、五節句(ごせっく)のひとつが、端午の節供。
     むかしは、五月五日は男の子の節句であり、
     男女の子どもの日ではありませんでした。
   むかしは、男女の差別(区別)がしっかりあったのです。
   ★以下にお話しするように、男女平等という概念は、
   71年前の[日本の新しい憲法]をもとに生まれた権利です。
   それまでの日本では、[男女の格差]はひどいものでした。
   その[男女の格差]を女性がなんとかしようとしても、
   潜在能力からちがうと、暗示されていました。
       まるで【呪い】のように。
   けれども、今では、男女を問わず、「individual」な個人、
   ひとり一人の人間の中に、龍(りゅう)に象徴される
   潜在能力(ポテンシャル・エネルギー)が眠り、
   生きて体験をつむことで、その能力が花開く、
   といわれています。
   そのお話を象徴(シンボル)するのが、鯉のぼりです。
   龍は、個人の内部に眠る潜在能力の【メタファー】(暗喩)。
   まだ、潜在能力に気づいていない象徴(シンボル)がコイ(鯉)。
      鯉(こい )は里の魚→(魚+里=鯉)。
   横(─)に泳ぐ鯉は、急な瀧を垂直(|) にさかのぼると
   「龍に変身する」という中国の伝説があります。
   [登龍門(とうりゅうもん)の伝説]です。
   男の子も、女の子も、大人も子どもも、いくつになっても
   横(─)に流れる水にさからい、山(|)から流れ落ちる瀧を
   垂直(|) にさかのぼらざるをえないときがあります。
      それは、ピンチ(危機)のときですが、逆にいえば、
   大きく変身する、チャンス(機会)なのです。
   今までのままで、いいじゃない……と自分もまわりもいう。
      でも、自分の内部のなにかが、イヤだ!と叫ぶ。
   こんな縦(|)の急流を遡れる(さかのぼれる)わけがない…
   ……楽な横(─)に流れていたい、コイ(鯉)だもん・・・・。
     にもかかわらず、縦(|)に昇りはじめるコイ(鯉)。
     そんなとき、[鯉のぼり]の登龍門の“もの“がたりが、
   むかしから、ひとりの個人をはげましてくれます。
   自分だけでなく、むかしも ひとりぼっちで遡る
   自分を信じた冒険者のコイ(鯉)がいたんだ・・・
      そして、登龍門を超えたコイ(鯉)は龍に変身する。
   そのお話のイメージを「野生の思考」によるブリコラージュ
   器用仕事の例として内藤景代が制作しました。
   イメージが豊かに湧く瞑想(冥想)用の作品2点。
   江戸時代の安藤広重の浮世絵の3D作品などはこちら↓
   【2016年5月1日(日) 
    内藤景代が制作。瞑想(冥想)用の作品2点。】
      http://www.bigme.jp/00-16-05/16-05/16-05.html
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   ◎黒い鯉(真鯉=まごい)、赤い鯉=緋鯉、白い鯉=錦鯉
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   ☆風にはためく鯉のぼりは、カラフルになっています。
    白地にゴールド(黄金)のうろこ(鱗)、それに乗る金太郎。
     緑やオレンジ色、水色、紫色、黄色、ピンク!など。
   水中をおよぐコイ(鯉)は、そこまで色彩豊かではありません。
     けれども、錦鯉(にしきごい)の愛好家たちは、
     掛け合わせで、新しい色をうみだそうとしているようです。
    江戸時代に朝顔の無数の色変わりや変種をうんだように。
   外国では、黒いチューリップなどチューリップの変種競争も、
        狂乱的なブームになり、映画にもなりました。
   日本の国魚である錦鯉(にしきごい)は、模様の色彩が豊かで
      アジアや中近東、欧米のお金持ちに大人気だそうです。
   ☆目立たないですが黒いコイ(鯉)が、真鯉(まごい)。
   錦鯉(にしきごい)などの色変わりをうむ、原点のコイ(鯉)。
   赤いコイ(鯉)は、紅色、橙色(オレンジ色)や朱色(しゅいろ)、
      緋色(ひいろ)の緋鯉(ひごい)など、赤も多様です。
         上の白いコイは、錦鯉のゴマちゃん。
   ☆下のような白いコイ(鯉)は錦鯉(にしきごい)の特徴で、
   日本の水でないと、綺麗な白にならないそうです。↓
   それで外国のお金持ちが自国へ白い錦鯉を連れ帰っても、
   だんだん色が悪くなり、白がくすんでしまうとか。
      そういえば、紅い金魚(きんぎょ)を外国で飼っていたら、
   いつのまにか黒いフナ(鮒)に戻ってしまったといいます。
   先祖返り(せんぞがえり)したわけです。金魚→フナ(鮒)。
     フナ(鮒)を掛け合わせたのが綺麗な金魚ですから。
   ☆錦鯉の愛好家として有名なかたは、
   【昭和の今太閤(いまたいこう)】として人気のあった
   田中 角栄(たなか かくえい)元・総理大臣。
   ロッキード事件の贈収賄(ぞうしゅうわい)罪で逮捕され、
   [司法]の判決で、「塀の中」(刑務所)へ入れられました。
      日本は[憲法]により【▲三権分立】なので、↓
   [行政]府である内閣の首相=総理大臣も、
   [司法]の裁判で、裁かれるシステムになっているからです。
     今月の5月3日は、[憲法 記念日]で、71年まえの
   日本国憲法の施行 (1947年5月3日) を記念する日です。↓
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   ◎▲三権分立(さんけんぶんりつ)の〔かたち〕3匹の錦鯉
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   ☆5月3日は[憲法 記念日] since 1947
     わたしが生まれた翌年に生まれた、日本の新しい憲法。
   幼なじみなので、無意識の一部になっています。
   ★新しい憲法(今の憲法)をもつ前の
   「戦前の日本人の精神年齢は12歳」といわれた理由はこちら
   http://www.bigme.jp/000-000-03-04/03-04-10/03-04-10.htm
   ☆男女平等や女性の選挙権(参政権)などは、
   71年前の[日本の新しい憲法]をもとに生まれた権利です。
     女性も男性と同じく「人として生きる」権利がある、
   ということは71年前までは認められていませんでした。
   「ウソ! マジ!?」と、平成生まれはいうかもしれませんが。
   ほとんど「人間扱い」されていなかったのです。女は。
    わたしの明治生まれの父は、わたしを[猫かわいがり]で
   大事にしてくれましたが、[人間扱い]とはいえない…。
   「女の子は、本など読むな。学問するな。大学いくな」
   という教育方針で、活字だけの本をもらうと燃やされました。
     しかし、明治生まれのハイカラさんの女学生だった母は、
   美術を愛し隠れて本を読むほどの本好きな女性だったので、
   父の教育方針と闘って、わたしの願いを助けてくれました。
    とはいえ、成績がよかったりすると
      「おまえが 男だったら よかったのに……」
   が、母の口癖(くちぐせ)でした。
      男なら、家を継げるから。3代目として。
   母の愛も感じながら、なんだか違和感もありました。
   ★女に生まれたことは、そんなに悪いこと?
   「存在の基本や根底」から否定される想いでした……。
   それが「人間の存在を問う、実存主義」に
   後年、惹かれた理由でしょう。人間とは? 存在とは?
   “言葉”も知らず、むづかしいことはわからなかったですが。
    ♪♪ あたし 男に生まれればよかったわ    (略)
      ファイト! 闘う君の唄を 闘わない奴等が笑うだろう 
   ファイト! 冷たい水の中を ふるえながら のぼってゆけ♪
      「ファイト」 中島みゆき 歌詞・作曲・歌手
      そして結果的に、父の教えにすべてそむき・・
   本までかく女の子になりました…。そのお話はこちら ↓↓
    http://www.bigme.jp/00-15-05/15-05/15-05.html
   ★2018年(平成30年)4月、今の国会のようすをみて、
   5月3日の[憲法 記念日]のことを瞑想(冥想)して、
   下のようなヤントラを2つ、新しく創作しました。
   上の写真のような、3匹の錦鯉たちがつくる
   三角形の〔かたち〕にも触発されています。↑
   白い鯉と赤い鯉、そして鎖(くさり)つなぎの鯉。
   3匹の錦鯉、白・赤・鎖つなぎは、憲法の土台
   ▲三権分立(さんけんぶんりつ)の〔かたち〕にみえます。
      それで、女性的な[女神]ヤントラである、
   上向き三角形の弁財天=弁才天(べんざいてん)の変形で、
        「▲3権分立のヤントラ」を創作しました。
   ・見えない中央の下向き三角形が、主権者の国民。
   ・立法は国会。国民の委託です。
   ・行政は内閣。国民の僕(しもべ)公僕(こうぼく)の仕事です。
    ※内閣が国民の上にある支配者ではありません。
   ・司法は、裁判所。法にもとづき、首相すら逮捕します。
   ★こうして、「▲3権分立のヤントラ」を創作すると、
   「野生の思考」の発想と同じパターンに気づき、
   「▲野生の思考 ヤントラ」も創作しました。↓
   2項対立的な近代的な思考法に対する【野生の思考】は、
   [神話的思考]であり、
   〔かたち〕にシンボル(象徴)的な意味を与えていく、
         古代からの思考形式です。
   【野生の思考】を〔かたち〕にすると▲三角形になります。
      「料理の三角形」といいます。
   ・料理は、生のもの、腐敗したもの、火にかけたものです。
   ・動物は、生のものしか、ほとんど食べません。
   ・腐敗したものは、発酵食で、酒・味噌・醤油・チーズなど。
   火にかけたものは、火を扱える人間にしか料理できません。
     この3つの素材の〔変化〕が、「料理の三角形」であり、
   未知の対象に対応するときの思考法のパターンになります。
       目にみえない思考の仕組み(構造)です。
   ★そして、2つのヤントラを創作すると、
   かつて作った「▲3つの脳▲弁財天=弁才天ヤントラ」に、
   新しい2つのヤントラは、対応していると気づきました。
   3つの脳とは→[3つのちがう、はたらき(機能)をする
   大脳、小脳、脳幹]です。
       以下に、3つのヤントラをいっしょに並べました。
   共通点や ちがいなど、ふんわりとみつめ、
   瞑想(冥想)なさってください。
   [▲3権分立▲野生の思考▲3つの脳▲弁財天=弁才天ヤントラ
   →▲思考の仕組み(構造)] 5月3日は[憲法 記念日] since 1947
   風薫るGW(ゴールデンウィーク)のすき間(ニッチ)時間に、
   自分の時間をつくり、瞑想(冥想)なさるのもおすすめです。
   http://www.geocities.co.jp/Beautycare-Venus/9006/
   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
   ◎新緑と空-5   ◎ツタバウンラン(蔦葉海蘭)
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   ☆足もとに咲く 小さなラン(蘭 らん)のようなツル草。
   薄紫の5ミリメートルほどの小花ツタバウンラン(蔦葉海蘭)。
     ゴマノハグサ(胡麻の葉草)科で小さいですが、
   強靱(きょうじん)なツル(蔓)植物です。
       ヨーロッパの地中海沿岸が原産地。
     踏まれても踏まれても、めげずに増えていきます。
   ☆しゃがんで拡大してみると、ラン(蘭 らん)のよう。
   ラン(蘭)の花の基本は、花びらと袋の唇弁(リップ)。
   それが、どんどん変化して、袋の唇弁(リップ)は、
   3次元立体から、2次元の唇弁(リップ)模様になります。
    その[2次元の唇弁(リップ)模様]に似ているのが、
      このツタバウンラン(蔦葉海蘭)です。
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   ◎入道雲◎空に伸びる藤の花。からむツルの紅い葉
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   ☆今年の春はソメイヨシノ(染井吉野)桜が早く満開になり、
   フジ(藤 ふじ)の花も、初夏を待たずに咲いています。
     晴れわたる青空に向かってのびるフジ(藤)の枝。
   そのフジ(藤 ふじ)にからまる、ツル(蔓)の紅い葉。
   あざやかな紅葉です。不思議な光景です。
   まるで、秋と初夏がいっしょにあるような情景。
   はじめてみる景色ですが、青空の白い雲にはえて、
       とても爽やか(さわやか)で、綺麗です。
   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
   ◎アオキ(青木)の青葉に、紅い雄花(おばな)♂
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   ☆大きな葉っぱのアオキ(青木)の青葉が、
     《光》を透か(すか)して、艶つやです。
   紅い4弁の小花は、十字形(+)の十字(クロス)で、
   プラス(+)の〔かたち〕ですが雄花(おばな)♂です。
   それで、このアオキ(青木)には、
     秋になっても、赤い実がなりません。
   縦(|)と横(─)の長さが同じ紅い十字(クロス)で、
   [ギリシャ・クロスのような ヤントラ]に見えます。
   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
   ◎シャガ(射干、著莪、胡蝶花)
   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
   ☆湿気のある ほの暗いところに咲く、
   白に青とオレンジの 小(こ)ぶりな文目(アヤメ)。
   シャガ(射干、著莪、胡蝶花)の花です。
     夏日のような陽ざしが強く暑い日には、
   シャガ(射干、著莪、胡蝶花)が咲く場所へいくと、
   汗もひき、ひんやりして涼やかになります。
      今年はソメイヨシノ(染井吉野)桜より早く咲き、
   桜が散っても、どんどん花が増えて開花し、
   シャガ(射干、著莪、胡蝶花)の小道になっています。
     花びらが白く輝き、薄紫の模様も鮮やかで、
     差し色のような薄いオレンジ色も綺麗。
   ☆花の〔かたち〕は、白い花びらが3枚と、
   白に青とオレンジの文目がある3枚の組みあわせ。
      上向き三角形(△)と下向き三角形(▽)の
   △と▽の花びら6枚の仕組み(構造)です。
   (△+▽)の花びら6枚でダビデの星や
    ビシュヌ・ヤントラの六芒星(ろくぼうせい)をつくる、
   ヤントラ的な花です。ヤントラは「瞑想用の神聖図形」で
   「目に見えない世界」を形にした
   形而上(けいじじょう)的な〔かたち〕です。こちらへ ↓
    http://yantra.client.jp/
   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
   ◎ヒメリンゴ(姫林檎 ひめりんご)
   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
   ☆春から初夏にかけて白い花を咲かせる
      ヒメリンゴ(姫林檎 ひめりんご)。
   つぼみ(蕾)はピンクで、可愛くほっくりしています。
   ハナカイドウ(花海棠)のつぼみ(蕾)に似ています。
   ☆秋にサクランボ(桜桃)ほどの赤い実をつける、
   ヒメリンゴ(姫林檎 ひめりんご)は鳥たちの大好物。
     人間は、そのままで食べられないので、
   別名は、イヌリンゴ(犬林檎)。バラ科 リンゴ属。
   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
   ◎風向計、風が強く吹いている
   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
   ☆風が強く吹き、帽子が飛ばされそうな日、
   鶴首のクレーン車についている
   風向計は、どんなようすか?
     先月と向きが反対側に風向計が翻っています。
   風が強く吹いているので、
   丸い筒(つつ)を横(─)に置いたようです。
   緑と白の円筒形にみえるのが強風の時の、風向計。
   (おしごと ごくろうさん)と つぶやいてしまいました。
   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
   ◎シャクナゲ(石楠花、石南花 しゃくなげ)
   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
   ♪シャクナゲ色に♪ 暮れていく空とは、
      どんな色の空なのだろう?
   と、歌を口ずさみながら想像したことがあります。
     そのころは シャクナゲ(石楠花、石南花 )を
   まだ見たことがありませんでしたから。
      ♪ 石楠花色(シャクナゲいろ)に たそがれる
           はるかな尾瀬  遠い空 ♪   「夏の思い出」
        歌:童謡・唱歌. 作詞:江間 章子. 作曲:中田 喜直
   ☆薄いピンクや濃いピンク、赤、赤紫などの
   シャクナゲ(石楠花、石南花)を各地でみかけるようになり、
     なんとなく、「石楠花色の黄昏」を時どき感じます。
   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
   ◎バットマン? 樹上で翼を乾かすウ(鵜)
   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
   ☆暮れはじめた青空を背景にして、
     樹上に翼を広げた、バットマン(?)の姿……
   ・・・? カラス(烏)にしては大きな黒い翼です。
   アメリカ映画のバットマンに似た影絵(シルエット)。
    よくみると、黒いウ(鵜)が翼を広げ乾かしています。
   水べでは下の写真のように、おなじみの情景ですが、
    高い樹上で、翼を広げた姿は、初見(しょけん)です。
   水べではユーモラスにみえる[羽根干し]スタイルですが、
   見あげる樹上で翼を乾かす姿は、ダークヒーロー的で
   どことなく威厳と哀愁を感じるバットマンのイメージ。↑↓
   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
   ◎バットマン? 桜を見ながら翼を乾かすウ(鵜)
   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
   ☆まだ、サクラ(桜 さくら)が咲いているころ、
   水べで、お花見をしながら(?)
      翼を広げて乾かす ウ(鵜)がいました。↑
   まじめくさって花をみているのが、ご愛敬(あいきょう)。
   ほほ(頬)のあたりが丸く赤い、カワウ(川鵜 かわう)です。
      羽根が乾いてくると、毛並みをそろえるように、
   羽づくろいをしていました
   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
    ◎羽づくろいしながら翼を乾かすウ(鵜)
   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
   ☆昼間は遠くへ出かけていて、夕暮れがちかづくと
   樹上のねぐらへ帰ってくる、ダイサギ(大鷺)。
      ゆったり飛翔して旋回すると、池の枝にとまり
   足をのばし、首をのばし、白い羽根を風になびかせ、
      じっと くつろいでいます。↓
   風にそよぐ細い糸のような羽毛が透けて美しいです。
   女子たちに流行中のチュールのスカートにもみえます。
   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
   ◎枝の上で首をのばすダイサギ(大鷺)
   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
   ☆ダイサギ(大鷺)も、それぞれです。
   いったん帰ってきてから、夜食をもとめて(?)
     ちかくのエサ場へ出かける個体もあります。
   夕闇(ゆうやみ)に ぼぉっと白く大きな鳥たちが、
     距離をとって水べにたたずんでいたりします。
   ダイサギ(大鷺)や、下の写真↓のコサギ(小鷺)など、
   夕暮れになると、ぽつりぽつりと集まってきます。
   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
   ◎水べで足をのばすダイサギ(大鷺)
   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
   ☆透明な水生動物をキャッチした、コサギ(小鷺)。
   エビ(海老)やザリガニに似た透明な生きものです。
     動いている生き餌(いきえ)を、そのまま丸呑み…。
   明るい時間帯なので、はっきりと撮影できました。
     白い羽根がチュールのように風に舞っています。↓
   水鏡(みずかがみ)にうつる、コサギ(小鷺)の姿は、
   水にゆらぎ、羽根のそよぎはほとんどうつりません…。
   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
   ◎エサをキャッチしたコサギ(小鷺)
   ◎白ヤマブキ(白山吹)  4弁
   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
   ☆時代劇で、ヤマブキ(山吹 やまぶき)色というと、
   黄金の小判(おうごんのこばん)の色を意味します。
      ところが、花のヤマブキ(山吹 やまぶき)には、
   黄金のような黄色だけでなく、白色もあります。
   5弁花のシロバナヤマブキと4弁花のシロヤマブキ(白山吹)。
   白ヤマブキ(白山吹)は、花びらが4枚です。↑
      そして、照りのよい黒い実を結実します。↓
   ☆黄色のヤマブキ(山吹 やまぶき)は、
   「みのない=実(み)のない=蓑(みの)ない」
   ことで有名な話が下記のようにあります。↓
   下の写真↓にあるように、白山吹の4つの黒い実は、
   【始原のビンディ(点)】のようです。そのお話は、こちら
   【2017年12月1日(金)◎「無=0(ゼロ)」であり、すべてを
    生む「始原の・(点)」、それがビンディ(点)。】
   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
   ◎白山吹の黒い実  【始原のビンディ(点)】
   ◎ヤマブキ(山吹) 一重(ひとえ)5弁 黄色
   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
   ☆黄色いヤマブキ(山吹)には、
   花びら5枚の一重(ひとえ)の花と、
   たくさんの花びらの八重(やえ)があります。
   ☆八重(やえ)のヤマブキ(山吹)は、オシベ(雄蕊♂)が
   〔変化〕したものなので、実がなりません。
   →実(み)のない八重(やえ)のヤマブキ(山吹)。
     それで 「みのない=実(み)のない=蓑(みの)ない」
   ことで[雨具かわりの蓑(みの)がない]という断りの歌に
   なります。そのお話は、次の挿話)につながります。
   室町時代に、江戸城を築城した太田道灌(どうかん)が、
   狩りをしているとき雨にふられ、
   里の女人(にょにん)に、雨具を所望(しょもう)したが、
   和歌といっしょに黄色い山吹の花の枝をさしだされた。
   それが、下記の歌です。
   「七重 八重(ななえ やえ) 花は咲けども 山吹の 
         実のひとつだに 無きぞかなしき」
    (…?意味わかんない…雨具のかわりに、山吹の花?)
   武人の太田道灌は、わからなかったが、おつきのものが
   文人でもあったので、 『後拾遺和歌集』 兼明親王・作の
   この和歌が「意味すること」を教えてくれます。
   「雨具の蓑(みの)がない=実がない山吹の八重の花」と
   二重(ダブル)イメージの掛詞(かけことば)でございましょうと。
     その後、太田道灌は「歌の道に暗い自分」を恥じて、
   和歌など文化を深く学び、文武両道の武将になったそうです。
     「情けを知る 武士」は、かっこいい…というお話です。
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   ◎ヤマブキ(山吹) 八重(やえ)黄色
   ◎十日月 紅白 咲き分け桃(源平桃)
   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
   ☆今年は、桜(ソメイヨシノ 染井吉野)よりも、
   桃(源平桃 げんぺいもも)のほうが、
   あとからゆっくりと咲き出しました。
      紅(くれない)と白の花が、1本の木で咲く、
   [紅白 咲き分け桃]は、ピンクや紅と白のまじり模様もあり、
   華麗なモモ(桃 もも)の木です。
   源氏(げんじ)と平家(へいけ)の旗の色にかけて、
   源平桃(げんぺいもも)ともいいます。
   源氏の旗色が白、平家の旗色は赤とされています。
   ☆夕暮れがせまる蒼い空に、
   白っぽい十日月(とおかづき)がみえます。
   紅白 咲き分け桃ごしの空にみえる月は、
   ふんわりと まろやかで 優美に感じます。
     五十日(ごとび ごとうび)の月なので、
   手形(てがた)の決済など思案するひとには、
   紅白 咲き分け桃も目に入らないし、
   月の姿ものんびりとはみえないかもしれませんが。
   *−−−*−−−*−−−*−−−*
   ● 立夏 (りっか) 5月5日
   立夏は、24節気のひとつで
   「夏の気配が現われて来る時季。天文学的には、
   天球上の黄経45度の点を太陽が通過する時点」です。
   ●小満 (しょうまん) 5月21日
   小満は、24節気のひとつで「陽の気が高調してくる時季で、
   万物がほぼ満ち足りてくる頃」です。
   *-------*----------*---------*
   今月、ご紹介した花や生きものは 《★花と緑と翼あるもの、桜と雲
   と夕焼け、鵯と鯉と猫の瞑想=観想★》としてもお楽しみください。
   *-------*----------*---------*
   観想=瞑想は、むずかしくはありません。
   考えるのではなく、ふんわりと観てください。
   眉間にしわをよせず優しいまなざしで観てください。
   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
   ◎14日の月=小望月(こもちづき)=幾望(きぼう)
   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
   ☆十五夜(満月)の前日、14日の月が照っています。
   ほとんど まん丸で小望月(こもちづき)というそうです。
   満月が、望月(もちづき)で、それより小さい月。
      はじめて知った呼び名は、幾望(きぼう)。
   幾(き)は「ほとんど、近い」という意味をもつそうです。
   翌日は満月の望(ぼう)で、望に近く、
   ほとんどまん丸の満月なので、幾望(きぼう)。
   ・・・響き(ひびき)がいいです。今後、使いたいかも…。
   ☆黄金色の幾望(きぼう)のそばに咲く花は、
     上に掲載した [紅白 咲き分け桃]の紅い花です。
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   ◎新緑と空-6 ◎トウカエデ(唐楓) 新緑-7
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   ≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫
   ★こころ と からだ   コーナー★ 
   ≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫
   ★新緑の季節がはやくきて、
   緑のさわやかな風が薫る皐月(さつき)5月。
   気温の高低や、気圧の〔変化〕が激しく、
   こころと体に不調がでるかたもいます。
     お元気におすごしですか?
   ☆〔荷おろし症候群〕とか「木の芽どき」と「五月危機」
   といわれてる症状がゴールデンウィーク連休後にでやすく、
   気分の落ちこみや、体調の乱れに襲われるひとも多くなります。
       (みんなは楽しそうにしているのに、わたしだけが…)
   と、どんよりして、こころ と体が重く不調なる・・・。
     いのち(命)が萌え出す「木の芽どき」は、
   社会的な自分と、個人的な自分、生命体としての自分の
     バランスがうまくとりにくい時季でもあります。
   4月に新年度の《目標》がスタートし、5月でひと息ついて、
   〔荷おろし〕できて、まわりを見まわせるようになると、
   あれこれ考えはじめ不安に襲われる[荷おろし症候群]。
      [五月危機]に襲われやすいのは、
   転入・転居、職場の配置替え、新入社員、新入生など、
   新しい環境に慣れないので、
     まわりと自分のバランスがとれない状態のときです。
   ☆まずは考えこまないでこころと体の〔休息〕が必要でしょう。
      「大脳」も考えずに〃休息する〃ことが必要です。
   〃休息する〃ということは、
   「活動しないで、疲れを回復させること」です。
   「大脳」の休息は「背すじを伸ばし、姿勢きちんと」すること。
      姿勢きちんとは、大変そうですが、大脳が休みます。
   その一定の姿勢を保ちながら、静かに座っていたり、
   緑のなかを散歩すると、「大脳」は、くつろぎます。
      体の休息は,筋肉の緊張をほどき、
   脱力してリラックスすることです。
   椅子に座り、でれっとしたり、
   床であおむけにくつろぐのも効果的です。
   ◎「脱力してリラックス」と
   「姿勢きちんと」、どちらも大切です。
   詳しく楽しいお話は、Amazon Kindle版でどうぞ。↓
   『3つの脳で、楽に3倍生きる 』内藤景代・著 
   ★次の段階として、
   いのち(命)がまばゆい、5月の季節だからこそ、
   【「存在の不安」という、深い根源的な気分】が襲います。
     社会的なことは、クリアーしているのに、
   自分のうちがわから「ムカツキ」のようなものが湧く・・・。
   新緑のいのち(命)の輝きやオゾンの臭いが、
   なまぐさく感じる・・・。〔吐き気〕がする。
      赤い花のサツキ(皐月)やツツジ(躑躅)が、
   襲ってくるようで、むかつき、狂いそうになる……。
   今は、緑が好きなわたしですが【灰色の女学生時代】には、
   5月の新緑や紅いツツジ(躑躅)をみると、むかつきました…。
       実存主義のJ・P・サルトルが小説『嘔吐』(おうと)で、
   かいた感覚です。難解といわれた哲学小説ですが、
   今なら、わかるひとも多いのではなかろうかと思います。
     マロニエの[根っこ]をみて〔吐き気〕がする、知識人。
     というのもネットでの誹謗中傷の応酬などを見聞すると、
   ムカツキ、[吐き気=嘔吐(おうと)]の感覚が、
   日常的になっているひとが増加しているように思えます…。
      実存主義のサルトルと論争した、
   クロード・レヴィ=ストロースは「野生の思考」という、
   植物や動物たちの、いのち(命)の発想法を提示しました。
      「野生の思考」は、植物に使えば、
   【悪条件に屈せぬたくましさ】を暗示します。
   そのたくましさに、むかつくのではなく、
      逆に、その力を学ぶのが必要ではないか?
   コンピュータやAI( 人工知能 artificial intelligence)が
   管理しているような社会になっている今、
   [野生の思考]をとりもどすことが、
   それぞれの個人に、必要とされていると思います。
     そこに、「▼下の赤い力から湧き上がる、
   《自分の内部に秘められた、龍の力 》」
   も眠っているわけですし。
   ★先月は、「花は紅 柳は緑」の光景が好きといいましたが、
   むかしは、A・ビアズレーの絵など白黒の世界が好きでした。
       わたしも、成長したわけです((笑))
   ★緑をきらわないようになると むかつきも減ります。
    公園や街路樹の緑のそばを歩くのもおすすめです。
   生きものとふれあう時間もつくりましょう。
   [野生の思考]で生きている生きものたちをみていると、
   創造的な力もわいてきます。
   「野生の思考」は、ありあわせのものでつくる
   【ブリコラージュ=器用仕事】の例がいっぱいだからです。
   カラス(烏)が針金ハンガーでつくった巣の写真とか→。
   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
   ☆体調が思わしくないかたをふくめ、
   <自習用DVD・CDの目的別「活用法」>
   を、おすすめします。
   http://yogadvdcd.web.fc2.com/
   ※ネットのNAYヨガスク−ルは、無休です。
       →◎メ−ル   e@nay.jp
   =============================
   ★〔見ている猫(ネコ)〕シリーズ、その112
   =============================
   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
   ◎白猫 1  2  3
   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
   ☆ずいぶん むかし 遠出(とおで)した公園で、
   とても 友好(ゆうこう)的な白い猫さんに あいました。
      ふさふさの長い毛で もふもふの長いシッポ(尻尾)。
   (綺麗な猫さん!) と、想うと・・・   (そう?)
   と、いわんばかりにふりむいて、起きあがり
   こちらへ ずんずん歩いて ちかよってきます。
      初対面ですが、物怖じ(ものおじ)しません。
      みんなに 可愛がられて 大切にされているのでしょう。
   ☆すわっている わたしの そば へ やってくると 
     からだ や あたまを なでさせてくれます。
   気持ちよさそうに 目を細めて ごきげんです。
      鼻のあたま(頭)がピンクで ハートマークのようです。
   ☆『100万回生きたねこ』(佐野洋子 作・絵)の
        白い猫さんを想い出しました。
   同じ「白い猫」でも、まるで 正反対、ま逆(ぎゃく)。
   100万回生きた ねこに 見むきもしない、
      白いうつくしい ねこ。
   なにをいっても   「そう。」と いったっきり……
     それで100万回生きた ねこは・・・・。
      ミュージカルや映画にもなった有名な絵本です。
   子どもたちにも人気のロングセラーですが、
   おとなになって、ひとを愛することを深く体験すると、
   より味わいがますように感じます。
     愛されること、愛すること…100万回生きて
                                    やっとわかること・・・・。
   *〜・〜・〜・〜*〜・〜・〜・〜*〜・〜・〜・〜*〜
   ☆NAYヨガスク−ルの会員のペ−ジ「猫の集会」5月号を
   アップしました。●ちゅんさんは「ぐり と ぐら」 富士山
   ●Asamiさんは「鷺沼の猫たち」ジャングルみたい
   ●ちさとさんは「モロッコ(アフリカ) 58」 豆料理-2
   ●SOLAさんは「そら君とあめちゃん」 ゲット?
   ●美樹さんは「都羅山(トラサン)駅」北朝鮮に向かう始発駅…
   ●Kayokoさんは「すげ笠御前『夢こみち』」より
   ●mariko さんは「うちの猫」肉球
   ●シンゴさんは作曲&シンセサイザー演奏【Swing】8 「晴れ間」
   ●Ryoさんは「街中の鯉」●健治さんは「私の居場所」  
   ●和之さんは「NAYヨガスクール体験記 84  「僕の殻」
   *〜・〜・〜・〜*〜・〜・〜・〜*
   「NAYヨガスクール体験記 84  「僕の殻」
      ※追記: 内藤 景代 (ないとう あきよ)記
   ●はい。おっしゃるとおりだと思います。
   ☆インドで、カルマとは「行為」という意味です。
   行為の原因と結果も意味し、両方の1字をとり、
        漢字で「因果」を、カルマともいいます。
   ☆わたしは、カルマのイメージを貝殻に、たとえます。
      むき身のままの やわらかい存在としては
   生きていけないので、自分の分泌物で貝をつくる。
   そして、貝に守られて、この世をみている。      
     そういう貝からでた貝の目玉と向きあった写真は、
   こちらへ  【2004年02月10 日 ●カラ(殻)をふさぐ
        渦巻き型のふたから、2本の角の先にある目玉が …】
   ☆そのうち自分を守る殻(から)は、中身が成長すると、
   自分を縛る枠(わく)や殻(から)になる。
   ヤドカリという貝は、成長に応じて、カラ(殻)を変えます。
   ☆貝殻を巻きながら大きくなるオウム貝。
   その巻き方は、【黄金分割のらせん渦巻き】です。
   『冥想HOW TO』の完全図解イラストの真崎 守氏は
   その黄金分割のオウム貝のカバー絵を描いてくださり
   好評で重版は7回になり、韓国で翻訳もされました。
   
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