★「内藤景代の瞑想フォト・エッセイ」
          ☆〜☆〜☆-----------------------☆〜☆〜☆
       この世界は、神秘が形になり、
       物質は波動を放射している。
       広大な時の流れと、宇宙的空間に思いをはせ、
       命あるものと結び合う、
       今、ここの自分を大切に。
     ☆〜☆〜☆-----------------------☆〜☆〜☆
        美しい写真や画像はHPでごらんください。
           http://www.bigme.jp
          --------*----------*---------*----------*
    2018年3月1日(木) 早春の情景。[春の妖精]カタクリ(片栗)の花
   ☆座禅草の仏炎包と水芭蕉☆桜の木にコケ(苔)類、樹木の影(シャ
   ドー)の絵→[準備中]の姿は「見えない世界」が感じられる光景。
   今は「死んだふり」している、さみしい景色が見せてくれる、華や
   かな春の予感。キフジ(黄藤)はキブシ(木五倍子)。プラタナス(
   スズカケノキ)樹皮。コゲラ(小啄木鳥)、ツグミ(鶫)。十日月、
   雲間に青空、太陽光がそそぐ巨大な白い雲などなど36枚の写真と
   “言葉”を【二重(ダブル)イメージ】で観じて〔新しい方向性を、
   深く考えるため〕のご参考になれば幸いです。 《★花と緑と翼ある
   もの、雲と月と夕陽、小啄木鳥と鶫と椋鳥、鯉と猫の瞑想=観想★
   》としてもお楽しみください。    
         --------*----------*---------*----------*

   満月3月2日 下弦 3月9日 新月 3月17日  上弦 3月25日 
   満月 3月31日   ※今月は、満月が2回あります。
   ・今月の異名(いみょう)は 弥生(やよい)
   ・24節気 啓蟄(けいちつ) 3月6日 春分(しゅんぶん)  3月21日
   ≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫
     ***************************
   ★西新宿スタジオはレッスン場所が5階です
    →→●内藤景代のレッスン ご案内 
                   3月  ★new  4月
   ***************************
   ●はじめてのかたも●さらにヨガを深めたいかたも
                  ●ご遠方のかたも日帰りで    
        ・ 3月 25日(日曜)内藤景代のヨガ、瞑想、呼吸法のコツ
                               〔3時間の集中レッスン・セミナー〕
                              2:30〜5:30 (開場:2:15) マイスタジオ 5階・5C
   ・new  4月29日(日曜)内藤景代のヨガ、瞑想、呼吸法のコツ
                                〔3時間の集中レッスン・セミナー〕
                             2:30〜5:30 (開場:2:15) マイスタジオ 5階・5C
   ★New 5月27日(日曜)内藤景代のヨガ、瞑想、呼吸法のコツ
                               〔3時間の集中レッスン・セミナー〕
                             2:30〜5:30 (開場:2:15) マイスタジオ 5階・5C
   **********************************************
   ◎「春の妖精」 カタクリ(片栗)の花
   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
   ☆早春の頃、雪や風など寒さが残る時季に、
   ほかの花に魁(さきがけ)て花を咲かせる、
   【スプリング・エフェメラル】。
      まわりの樹や草木が緑に覆われるようになると、
   地上から姿を消してしまう「儚(はかな)い 命(いのち)」。
      かげろう(陽炎、蜉蝣)のような「春の妖精」とか
   「春の儚い命」と訳される【スプリング・エフェメラル】。
      「春の妖精」と訳される植物のひとつが、
   上のカタクリ(片栗 かたくり)の花です。
      ほの暗い森や林の中に群生し、
   ピンクや薄い紫色の花びらを、下にむけて開花します。
      陽の《光》をあびると、ピンクの花びらが反りかえり、
   1枚ずつ反って咲きまん中に紫色の模様が見えてきます。
      太陽光の加減で、全部が反らず、
   1枚だけ、2枚だけ、花びらが反っていると、
   【二重(ダブル)イメージ】で
   妖精たちが、それぞれスカートをつまんで
        踊っているようにも見えます。
   陽の《光》がないと、一日中、花は閉じたままです。
      雲っていると、反りかえる花の姿は、
   見ることができません。手入れされた森林でも。
       遠出して、なんどか、涙をのんだことがあります。
     上に掲載した左下の花のように、↑
   うつむいたままのカタクリ(片栗 かたくり)の花だけ…
   に出会うことも多いのです。
   早春の変わりやすい天気や陽ざしのぐあいで。
      だから、この写真のように、
   ほとんどが大きく反って開花した、
   カタクリ(片栗 かたくり)の花は、楽しげにみえます。
   音楽がきこえてきそうです。
      見ているこちらも、うれしく楽しく感じるからでしょう。
   ☆「春の儚い命」(スプリング・エフェメラル)と
   ヨーロッパではいわれる、カタクリ(片栗 かたくり)の花。
      けれども、日本では、花より[根っこ]。
   地上からは【見えない】、地下にある[根っこ]が
   日本では、珍重(ちんちょう)されています。
      花も[根っこ]も、どっちもいい((笑))。
   [根っこ]は片栗粉(かたくりこ)として精製され、
   カタクリ(片栗 かたくり)の粉は食材になってきました。
   からだ(体)を温めるので、
   とろみをつけた料理や飲み物に好まれています。
      カタクリ(片栗 かたくり)の平均寿命は
   なんと40から50年ほどと推定されています。
   [根っこ]といわれるのは、土中の[球根]で、
   毎年更新されるそうです。
     現在は、カタクリ(片栗 かたくり)は貴重品なので、
   片栗粉(かたくりこ)として市販されている白い粉末は、
      じゃがいも8割、さつまいも 2割のデンプン(澱粉)です。
   ☆カタクリ(片栗 かたくり)の花は、儚く、
            [根っこ]は長命(ちょうめい)。
   和菓子では、本物のカタクリ(片栗 かたくり)が材料の
   お菓子や飲み物が今でもつくられ、販売されています。
       抹茶(まっちゃ)と混ぜたカタクリ(片栗)飲料とか。
   ☆カタクリ(片栗 かたくり)の果実の種(たね)は、
   アリ(蟻)が好きな養分(エライオソーム)があるので、
      アリ(蟻)に運ばれ、あちこちに群生地を広げるそうです。
   スミレ(菫 すみれ)の種(たね)を運ぶのも、アリ(蟻)。
   石垣や道路のわきに、スミレ(菫 すみれ)が咲くのも、
   エライオソーム好きなアリ(蟻)のおかげです。
     いい仕事しています。アリ(蟻)さん、グッジョブ((笑))
   スミレ(菫 すみれ)の種(たね)の写真や、
   道ばたに咲く野生のスミレ(菫)の写真は下記へ↓↓
   【2004年9月28日(火)   ●対立を統合するヨガ 
   ●調和のとれた宇宙(コスモス)「部分が全体」をあら わす 
         ピタゴラスの宇宙観  ●△スミレ(菫 すみれ)の種】
   【2003年4月16日(水) ●「星菫派」というくくりかた
   ●「自生の紫のスミレ(菫)」が、タンポポのそばで、
   都内のあちこちに、たくましく咲いています。
   ●「スミレ好き」のカミングアウトは、むずかしい?】
   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
   ◎木瓜(ぼけ)の花  ピンクと白
   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
   ☆ウメ(梅 うめ)より大きな花びらで、
   寒いなかピンクや白に咲く美しい花。名は木瓜(ぼけ)。
   「綺麗なのに、香りがないから、ボケ」
                 というのが、名の由来といわれています。
   木瓜とかいて、ぼけ=ボケと読ませます。
          ある意味、罵倒語(ばとうご)です…。
   「ぼかし」や「グラデーション」が、好みのわたしなので、
   ぼけ=ボケは、微妙さの感覚で気になりませんが。
         「色のぼけぐあいが、いい感性(センス)」とか。
   ☆「ボケとツッコミ」という関西(?)文化もあり、
        「ボケるのも、芸のうち」
                      という【共通認識】もあるようです。
   そのような【共通認識】がない同士では、
   ツッコミという攻撃(こうげき=口撃)だけでは
         「ただの、イジメ」になってしまうと想います。
   ☆ツイッターなどで、名指しでボケといって、
   炎上(えんじょう)したかたもいます。
      いわれる身になると、いい気持ちはしませんから。
   感情をさます時間をおくために、
   いそがない返信は「ひと晩、寝かせる」のが
   無難(ぶなん)です。 わたしは、そうしています。
   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
        ◎ザゼンソウ(座禅草) 仏炎包(ぶつえんほう)
   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
   ☆早春の湿った森林の中に、
   オーラのような仏炎苞(ぶつえんほう)につつまれた
   ザゼンソウ(座禅草 ざぜんそう)が咲いています。↑
    オーラは、オーロラのような霊気=ゆらめき=きらめき。
   ひとや仏像・神像のまわりに放射する《氣》の波動です。
      仏炎苞(ぶつえんほう)とよばれるのは、
   「仏教の仏像の背後に広がるオーラ(光背 こうはい)」
   の〔かたち〕に似ている包葉(ほうよう)だからです。
      ザゼンソウ(座禅草)の仏炎苞は、赤紫。
   それにつつまれて、ひとが座っているような
   黄緑の花(=花茎)がみえます。
      黄緑の粒つぶが集まった丸い塊(かたまり)。
   それを座禅しているひとに[見立て]、
   そこから放射されるオーラ(光背)を
         赤紫の仏炎苞に[見立て]ます。
   ・・・なぜ、悟り・覚り(さとり)を求める坐禅(座禅)が、
   《氣》の静まった透明や白のオーラ(光背)でなくて、
       炎(ほのお)のような赤紫の仏炎苞なのか?
   はじめて実物のザゼンソウ(座禅草)を見たときは、
   疑問に想いました。
      《氣》の波動の波長(波調)がちがうのではないか?
   なぜなら、近くには白いオーラ(光背)につつまれたような、
   白い仏炎苞のミズバショウ(水芭蕉 みずばしょう)が
      咲いていたからです。下の写真↓
   《氣》が腹に落ちついて、気づきをえて悟り・覚り(さとり)、
   からだ(体)からは透明や白のオーラ(光背)を放射している
   座禅するひと・・・のイメージは、白い仏炎苞につつまれた
      清らかなミズバショウ(水芭蕉)が似合う…と想いました。
   ☆その後、気づいたのは、以下です。
   赤紫のザゼンソウ(座禅草)の仏炎苞は、
        密教(仏教)の仏像のオーラ(光背)で、
        赤い紅蓮(ぐれん)の炎を全身に発している、
   不動明王(ふどうみょうおう)、お不動さま
        に[見立て]られたのではなかろうかと想います。
   第3の目をおでこ(前頭葉)に開いた
   インドの[シヴァ神]は、ヨガ行者の原点ともいわれ、
   空海によって仏教の密教に不動明王として[習合]され、
         仏教を守る【五大明王】のひとつとされています。
   憤怒の形相(ふんぬのぎょうそう)で、
   ザゼンソウ(座禅草)の赤紫の仏炎包のように、
   紅い怒りの炎を発している不動明王は、
          何に怒っているのか?
   【悪】や、邪(よこしま)な【邪】への憤怒です。
   その怒りの波動が赤い紅蓮(ぐれん)の炎になる。
     座っている、不動明王は、剣と縄をもっています。
   「破邪(はじゃ)の剣」で【悪】や【邪】を斬り、
   【邪】や【魔】を縛りあげる金の縄(なわ)をもっています。
   金属製の縄に縛られると、身動きできなくなるといわれます。
        それが「金縛り(かなしばり)」の由来です。
   睡眠中の「金縛り(かなしばり)」は、
   意識がはっきりしていながら体を動かせない症状のこと。
   体が締め付けられるような感覚から、
      【不動明王の金縛り】とむすびつけられてきました。
   ☆軍荼利(ぐんだり)明王も【五大明王】のひとつです。
   軍荼利は、ヨガのクンダリーニの当て字(漢訳)です。
     軍荼利明王は、クンダリーニを象徴し
      赤い紅蓮の炎に身をつつみ、蛇をまとわりつかせた姿です。
   クンダリーニは、[とぐろを巻いた蛇]の力のイメージで
        英語では「サーペント・ファイヤー(蛇の火)」です。
   【五大明王】は、密教の明王(みょうおう)のうち、
   不動明王、軍荼利(ぐんだり)明王、降三世明王、大威徳明王
   金剛夜叉(こんごうやしゃ)明王の、5明王です。
   [五力明王]ともいわれ、
   本尊の大日如来(だいにちにょらい)を守るのが5明王です。
   同時に大日如来が化身した、アバターともいわれます。
   ※習合は、多様な宗教の一部が混同や同一視されることです。
   ※密教的な座禅(坐禅)・瞑想(冥想)による
   定力 (じょうりき)=超能力=神通力についての詳細は以下を↓↓
   『神通力の世界観を呼吸する 003-意気の呼吸法 』
      内藤 景代 Amazon Kindle版 ☆スマホ・PCでも読める電子書籍
   ※軍荼利(グンダリ)神社。クンダリ−ニの当て字などは以下に
   【2003年7月9日(水)●軍荼利神社。クンダリ−ニの当て字
   ●ヨガ宗、真言密教。軍荼利明王、不動明王。
   ●龍の力、渦をまく「へびの力」。赤い力 チカラ、赤い渦巻き。
   ONとOFF。●龍をのりこなす「冷−暖−熱」。
   ●「魔法使いの弟子」の失敗●「クンダリ−ニ信仰」の危険】
   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
   ◎ ミズバショウ(水芭蕉 みずばしょう)仏炎包
   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
   ☆ミズバショウ(水芭蕉 みずばしょう)は、
   白い仏炎苞に囲まれ、まん中に 座禅するひとのような
         中心軸【|】のような黄緑の花が咲きます。↑
   湿地帯の尾瀬(おぜ)に咲くミズバショウ(水芭蕉)は、
           歌にもなり、有名で、わたしも出かけました。
   ♪♪夏がくれば思い出す はるかな尾瀬 遠い空
      (略)  水芭蕉の花が 咲いている
                  夢見て咲いている水のほとり ♪
      歌:童謡・唱歌. 作詞:江間 章子. 作曲:中田 喜直
   ☆ザゼンソウ(座禅草)↑とミズバショウ(水芭蕉)は、
   同じサトイモ科。2つとも、仏炎苞とよばれる
   ホウ(苞、包)の中に茎のような花、花茎があります。
      ほんとうの花は、どちらも、米つぶのような部分。
   お米ほどの小さな花の集合体が、花茎です
   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
   ◎キブシ(木五倍子) 別名:キフジ(黄藤)-1
   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
   ☆黄色い小花が枝垂(しだ)れるように咲き、
     キフジ(黄藤)ともいわれる、キブシ(木五倍子)。
   長く枝垂れる、黄色の花房(はなぶさ)は、
   《光》に照り映えて、綺麗です。↑↓
      スミレ(菫)目 キブシ科 キブシ属。雌雄異株。
   ☆果実は、タンニンが多く含まれているため
   粉にして黒色染料に利用されていました。
     むかしのお公家さんの男性や既婚女性が、笑うと
   口の中が真っ黒にみえるのは歯を黒く染める化粧法として
   お歯黒(おはぐろ)をぬっていたからです。
      中国南西部や東南アジアの風習にもあります。
      鉄漿(かね)ともいわれるお歯黒。
      その染料のひとつが、キブシ(木五倍子)です。
   楊貴妃(ようきひ)をしのんで、美人の代名詞とされる
   明眸皓歯(めいぼうこうし)は澄んだ瞳と整った白い歯。
     白い歯を評価する美意識とは、ちがう価値観が、
   お歯黒の世界観です。
          もしかしたら、白い歯を評価するからこそ、
           既婚女性を白い歯のままにはさせない
          [縛り(しばり)]の世界観なのかもしれません。
   ♪♪    誰に見しょとて 紅(べに) 鉄漿(かね) つけよぞ
     みんな 主(ぬし)への 心中立て(しんじゅうだて)♪
   (だれに見せたくて 口紅やお歯黒をつけ化粧するのでしょう
      みんな 大切なあなたへ 心の誠(まこと)をみせるため )
     「京鹿子 娘道成寺(むすめ どうじょうじ)」長唄
   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
   ◎キブシ(木五倍子) 別名:キフジ(黄藤)-2
   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
   ☆早春の川べりを歩いていると、
   水べにのりだすようなサクラ(桜 さくら)があります。
   黒い幹の古木(こぼく)です。
   立ち止まり、よくみると、幹には植物が寄生しています。
      鮮やかな黄緑のコケ(苔 こけ)や、
   薄い白緑のひらべったいコケ(苔 こけ)などがはえています。
   菌類と藻類の共生体「地衣(ちい)類」もはえています。↓
      ・・・静かな人気の苔玉(こけだま)を連想します。
   幹に寄生した緑のコケ(苔)からは、小さな枝がのびて、
   サクラ(桜 さくら)のつぼみ(蕾)があります。
   まだ固いピンクのつぼみ(蕾)です。
   おもしろい多層的な風景です。
     というのも、サクラ(桜)の幹に寄生したコケ(苔)に、
   本体のサクラ(桜)の若枝が保護されて
   枝をのばし、つぼみ(蕾)までつけているからです。
       どちらが宿主(やどぬし)? どちらも宿主。
   春が来てあたたかくなれば、緑のコケ(苔 こけ)の上に、
   ピンクのサクラ(桜 さくら)の花が開くのでしょう。
             今は、[準備中]。
   新しい枝が、古木に花を咲かす情景。
   モスグリーン(苔緑)と薄紅の桜色(さくらいろ)、
   とても楽しみな光景です。
   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
   ◎桜の木に、コケ(苔 こけ)類-1-2-3
   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
   ☆上橋菜穂子さんの『鹿の王(しかのおう)』を読んだので、
   前から気になっていた
   菌類と藻類の共生体「地衣(ちい)類」や、
        コケ(苔)類、蘚苔類に 興味がわいています。
   『精霊の守り人』などの著者、上橋菜穂子さんの『鹿の王』は、
   ファンタジー小説で、本屋大賞受賞作(2015年)ですが、
   日本医療小説大賞(2015年)も受賞しています。
     ネタバレになるので詳細はかけませんが、
   いのち(命)の仕組み(構造)や、
   蘚苔類、菌類と藻類などが謎解きのように、
   はらはらドキドキでかかれている壮大な作品です。
      [疫病(病気)から免(まぬが)れる]という
   【免疫(めんえき)】の物語的な仕組み(構造)など、
   日本医療小説大賞というのも、うなずける力作です。
   読むと宿り木(やどりぎ)やコケ類が気になってきます((笑))
   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
   ◎太陽とぽっかり浮かぶ白い雲たち
   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
   ◎樹木のシルエット  影(シャドー)の絵
   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
   ☆枯葉を落とした「樹影(じゅえい)」が、
   壁面(へきめん)にうつっていました。
   手前には本体の樹木。影(シャドー)と実体(じったい)。
     影(シャドー)がつくる樹木の気配を感じます。
   細い枝まで《光》を浴びているので、
   春になれば、活きいきと枝の先端まで、
   内部の樹液が循環するのを予感します。
                         今は、ただただ【死んだふり】。
   枯れ木に見えても、時が来れば、
   [根っこ]から吸い上げた土中の養分を、
   先端の細い枝まで運び、
   緑の葉がふたたび、しげるのでしょう。
                今は、[準備中]。
   ☆〔枝と幹だけの樹木〕は、樹木のシルエットで、
       影(シャドー)の絵を見せてくれます。
   樹木の〔骨法(こっぽう)〕が、あからさまにみえます。
   それぞれの樹木の「骨(こつ)」がつかめます。
   この木と、下に掲載したバオバブの木に似た木の
        〔骨法(こっぽう)〕は、ちがう。
   葉がしげる時季になると、隠されてしまう仕組み(構造)が、
   今の時季は、見られます。花や緑も楽しいですが、
   (枯れ木ばっかりで、つまんない…)
            と想うような時季も、視点を変えるとおもしろいです。
   ☆影(シャドー)と一対の木の左右と手前には、
   常緑樹が街路樹として、配置されています。↑
      常緑樹は、葉に覆(おお)われているので、
   影絵(シルエット)には、枝がほとんどうつりません。
   ほぼ黒い塊(かたまり)にみえます。↑
      影絵(シルエット)のおもしろさは、
   「すき間(ニッチ)」がつくるのかもしれません。
   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
   ◎北アメリカのような白い雲
   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
    ◎プラタナス(スズカケノキ=鈴掛の木)-1
   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
   ☆『星の王子さま』(アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリ)
   に出てくる、アフリカの砂漠にはえるバオバブの木。
   大きくてゴツゴツして、葉も見えない・・・バオバブの木。
      飛行士だったサン=テグジュペリが創作した木だと
   はじめは想っていました。彼の描いた絵をみて。
      ところが、南アフリカのマダガスカル島には、
   樹齢1000年以上のバオバブの木が実際に生息中。
   [精霊の木]といわれる巨大な樹木で、たくさんはえています。
   奇妙な〔かたち〕ですが、生命力が旺盛で、
      約400万年前の太古の昔から生きのびています。
   バオバブは美しい花を咲かすフヨウ(芙蓉)と同じ、
       アオイ(葵)目 アオイ(葵)科。
   ☆さて、上の写真の樹木は、樹皮が剥(は)がれて、
   白い幹だけになると、剪定されたゴツゴツした枝がめだち
    かもしだす雰囲気がバオバブに似てきます。
   ☆葉っぱがしげっていたり、
   葉が舞い落ちたりしていると、人気がある樹木なのですが。
         ♪♪  プラタナスの枯葉舞う冬の道で
   プラタナスの散る音に振り返る・・・(略)
      何かをもとめて振り返っても
       そこには ただ風が吹いているだけ♪
   『風』 作詞:北山修 作曲:端田宣彦 歌:シューベルツ
   ☆バオバブに似た冬の姿、枯葉を落とした幹だけの
      プラタナスが、上下3枚の写真です。↑↓
   プラタナスの別名は、「スズカケノキ=鈴掛の木」。
   丸くて茶色い鈴(すず)のような果実が、みのります。
      大きな茶色のサクランボ(桜桃)にもみえます。
   プラタナスはスズカケノキ(鈴掛の木)科 
    スズカケノキ(鈴掛の木)属 学名は、Platanus orientalis。
      花言葉は「天稟(てんぴん)」「天才」「非凡」など。
   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
   ◎プラタナス(スズカケノキ)幹 -2
   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
   ☆薄い茶色、薄い緑、モスグリーン、灰褐色、グレイ(灰色)などが、
     迷彩色のようになった、プラタナスの幹。
   パズル・ゲームのような樹皮が剥(は)がれると、
     下には、つるんとした白い肌の幹がのぞきます。
   白い肌(?)は、強い風が吹くたびに、
      「陣地(スペース)」を増やしていきます。↑
   ☆剥がれそうな茶色の樹皮をみて、
   あるとき、そっと触れると、
   はらり……と、堕ちた・・・・・1枚の樹皮。
   その下には、つるんとした白い肌……((笑))
     それ以来、おもしろくなって、散歩中に、
   剥がれそうなプラタナスの樹皮をみつけると、
   そっと触れて、います。さり気なく…………((笑))↓
     無理に剥がすのは、かわいそうなので、ダメ。
   下に新しい樹皮の準備ができていないと、
                  【時期尚早】(じきしょうそう)。しばし待て。
   ☆自分が怪我(けが)をしたときの傷(きず)を、
   思い出させる、プラタナスの樹皮です。
     傷が治りかけて、新しいピンクの肉があがってくると、
   痒く(かゆく)なるので、
   プラタナスの樹皮に似た「瘡蓋(かさぶた)」を、
   剥がしたくなります。けれども、【時期尚早】だと、
   まだ、血が乾いていない部分まで剥がしてしまう……。
      (痛い! また、振りだしにもどる…傷)
   痒い、疼く(うずく)・・・傷(トラウマ)との対話…。
   痛い思いをして、「チカラの加減」をおぼえていった幼い頃。
      (急に、べりっと剥がすと、泣くぞ)
      (やさしくね。瘡蓋(かさぶた)はがしは……)
         という〔声〕が、今もきこえます((笑))
   【二重(ダブル)イメージ】で、「心の傷(トラウマ)」にも、
      ケアのしかたや対応が似ているような気がします。
   傷(きず)は、外傷(がいしょう)ともいいます。
      英語で「トラウマ trauma」。
   精神医学では「心理的外傷を、心的外傷(トラウマ)」。
   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
   ◎プラタナス-3 剥がれた樹皮と新しい樹皮
   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
   ◎ぽつんと剥がれた(?)白い雲
   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
   ◎背面を向け、幹をつつくコゲラ(小啄木鳥)-1
   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
   ☆♪♪コンコン コンコン コンコン♪
   とリズミカルな音がするので、見あげると、
   木の幹に、茶色の鳥がいます。
   白と焦げ茶の横(─)線で縞模様(しまもよう)の鳥。
     木の幹を♪コンコン♪と、つつきながら、
   螺旋的(らせんてき)に上に移動していきます。
   それで、隠れたりあらわれたりをくり返す。
   上まで行くと、今度は、下へ向かって、
   ♪コンコン♪と、幹をつつきながら、移動。
   小型のキツツキ(啄木鳥)で、コゲラ(小啄木鳥)です。
   キツツキ(啄木鳥)のように、幹に穴をくりぬかず、
   幹を♪コンコン♪と、つつき、虫をおいだします。
       上の写真が背面で、下が横顔です。↓
   ☆3月6日が啓蟄(けいちつ)。
   絵本『はらぺこあおむし』(エリック・カール)
   のように、卵で産みつけられた虫たちが、
   木の中や土の中で動きだし、はい出してくる時季です。
      啓蟄は、24節気のひとつで
   「土の中で冬ごもりして引きこもっていた虫たち(蟄)が、
            穴をひらき(啓)、はい出してくる時季」です。
   『はらぺこあおむし』の変身のように、生きぬいて、
               生きのびて・・・綺麗なチョウ(蝶)になれるのは、
   どのくらいいるのでしょう。
   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
   ◎コゲラ(小啄木鳥 こげら)横向き-2
   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
   ◎灰色の雲間(くもま)に青空
   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
   ◎ムクドリ(椋鳥 むくどり)白い横顔
   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
   ☆いつもは集団行動が多い、ムクドリ(椋鳥 むくどり)。
      単独行動で道路を横切り、木の上で日なたぼっこ。
   顔が白く、見ちがえてしまいます。
     夕暮れになると、群れたちの集合場所へ、
   でかけていくのでしょうか。
   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
   ◎太陽光がそそぐ、巨大な白い雲
   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
   ◎ツグミ(鶫) そろそろ帰る渡り鳥
   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
   ☆ムクドリ(椋鳥 むくどり)ほどの大きさで、
   スズメ(雀 すずめ)に似た色ぐあいの冬の渡り鳥が、
   ツグミ(鶫 つぐみ)です。
      こんな小さなからだ(体)で、よく毎年、
   同じところへ渡ってこれる…と想います。
     いのち(命)の発想は、すごい[野生の思考]です。
      渡り鳥たちは当たりまえのように【渡り】をしています。
   ☆ツグミ(鶫) は、冬に飛んできた頃は、
   木の上にいることが多いですが、
   落ち葉がたまるようになると、
   土をほじくりかえして、土中の虫を食べます。
      カサコソ音がするほうをみると、
   ツツーっと小走り(?)に移動していきます。
   カメラを向けると、木の上に逃げました。
     単独行動が多いですが、3月の終わり頃には、
   集団になり、そろそろ北へ帰る準備をします。
   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
   ◎翼を開いて飛ぶ、鳥のような雲
   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
   ◎キンクロハジロ(金黒羽白)北に帰る渡り鳥
   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
   ☆秋の終わりに渡ってきたときは、やせこけて
   険しい(けわしい)顔つきだったキンクロハジロ(金黒羽白)。
     たっぷりと食べて英気を養い(えいきをやしない)、
   充電したようで、満ちたりた様子で、羽根も艶つや。
   ちょんまげのような冠毛(かんもう)、
   冠羽 (かんむりばね)も、黒光り(くろびかり)しています。
     オナガガモ(尾長鴨)は渡り鳥の先陣(せんじん)を切り、
   あたたかくなると、水苔(みずごけ)などを逆立ちして食べ、
   ビタミンなどを補給して、春には北へ帰っていきます。
      遅れて渡ってくるキンクロハジロ(金黒羽白)は、
   春にサクラ(桜 さくら)が咲くと、お花見をしてから、
        北へ帰っていきます。
   サクラ(桜 さくら)が満開の下で、白と黒のパンダのような
   キンクロハジロ(金黒羽白)♂が泳いでいると、
        【平和な情景】に感じます。
   「失ってからわかる、大切な光景」にはしたくないです。
   今年も、来年の春も、サクラ(桜)と金黒羽白たちの光景を
        【当たりまえに】見たい! と念じています。
   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
   ◎透ける羽根のような雲
   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
   ◎葉っぱをもつ(?)白いコイ(鯉)
   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
   ☆おでこ(額=ひたい)に向こう傷(むこうきず)?
   ゴマちゃんのおでこに茶色い傷(きず)が見えて、
   ドキッとしました。
      よくみると枯れ葉が、おでこについていました。
   コイ(鯉)は、手も足もないし、
   汚れたものがついても、ふきとることができません。
     「汚れっちまった悲しみに
       なすところもなく日は暮れる……」
    中原 中也(なかはら ちゅうや)
          『山羊の歌』「汚れちまった悲しみに」
   ☆白いコイ(鯉)ゴマちゃんは、汚れを逆手(さかて)にとり、
   紅い葉っぱをもって(?)、こちらをみつめます。
      【意味のある偶然】で、
   おでこの向こう傷と、手に持つような紅い葉っぱ…
   が、象徴的なシーンを見せてくれます。
   
   なぜか、紅い日の丸で「出征兵士を送る乙女(おとめ)」に、
   ゴマちゃんが見えてしまいました。
   
   「天下ご免の向こう傷、
    旗本退屈男(はたもとたいくつおとこ)、
    早乙女主水之介 ( さおとめもんどのすけ)」にも、
   ゴマちゃんが見えてしまいますが……。
      ・・・どっちも、あり?
   象徴的(シンボリック)な、白いコイ(鯉)の姿です。
   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
   ◎長いまつげ(?)の錦鯉、ゴマちゃん
   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
   ☆長い茶色のまつげをつけているような錦鯉、ゴマちゃん。
   これもまた、「枯れ葉の悪戯(いたずら)」。
      ゴマちゃんの下に流れる紅い部分は、
   もちろん血潮(ちしお)ではなくて、
   紅いコイ(鯉)が錯綜(さくそう)して泳いでいたわけです。
      紅いコイ(鯉)、橙色(オレンジ色)のコイ(鯉)、
   緋色に黒の斑入り(ふいり)のコイ(鯉)など
   上下左右に、池の水中では、泳いでいます。
     左右に並んだ2匹は、まるで色ちがいの
   スリッパのようにみえる、錦鯉。
   橙色と黒、白に赤と黒の2匹が並んでいます。↓
   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
   ◎橙色と黒、白に赤と黒の2匹で並ぶ、錦鯉
   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
   ◎もこもこと湧きあがる白い雲
   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
   ◎雪と月。屋根の白い雪と三日月
   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
   ☆大雪(おおゆき)が降り、除雪車も動かず、
   家に閉じこめられて出られない地域のかた達には
   申し訳ないですが、東京の大雪は綺麗にみえました。
    屋根につもった、ふんわりした白い雪の上には、
   夕暮れの三日月が輝き、幻想的です。雪と月。
              雪月花(せつげっか)の2つがそろい、美しい。
   ☆「雪は、すべての汚れを覆ってしまうので、好き」
       というかたもいます。
   A・ランボーの『地獄の季節』などを翻訳し、
   30歳でなくなった中原中也の上記↑の詩の冒頭は、
              「今日も小雪の降りかかる……」と続きます。
   「汚れっちまった悲しみに
      今日も小雪の降りかかる……」
      中原 中也 『山羊の歌』「汚れちまった悲しみに」
   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
   ◎十日月(とおかづき)
   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
   ☆五十日(ごとび)は、5と10がつく日で、
   毎月5日、10日、15日、20日、25日、月末を指す言葉。
   江戸時代から関西などでは、〆切や支払い日になり、
   道路が渋滞し、金融機関も混雑するといわれています。
      むかしは空に輝く月の〔かたち〕で、
   生活のリズム(律動)をとらえることが多かったようです。
      だから、十五夜(じゅうごや 満月)だけでなく、
        十日月(とおかづき) も、気になる〔かたち〕でしょう。
   ☆3月は決算期ですが、今の「国税庁の長官」は、
   〔忖度(そんたく)〕による
   「国会での虚偽答弁」を追求され、国民に一度も姿を見せず、
   [逃亡犯のよう]ともいわれています。困ったもんです。
   ご尊顔を拝し、ご高説を国会で聴きたいものです。
   ★日本舞踊の長唄「京鹿子 娘道成寺」の冒頭(スタート)は
      ♪♪ 鐘に恨みは数々ござる
   (かねに うらみ は かずかずござる)
      (略)  諸行無常(しょぎょうむじょう)と響くなり♪
    ・・・と歌いはじまリます。【二重(ダブル)イメージ】で、
   [道成寺などの釣り鐘]の鐘(かね)と金(かね)を
   かけています。掛詞(かけことば)。
   坂東玉三郎さんが踊る美しい「京鹿子 娘道成寺」を
   知らなくても、江戸時代のむかしから
      「かねに うらみ は かずかずござる」
   は聞いたことがあるひとも多い《共感》をよぶフレーズです。
   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
   ◎夕焼け
   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
   *−−−*−−−*−−−*−−−*
   ●啓蟄(けいちつ)3月6日  啓蟄は、24節気のひとつで
   「土の中で冬ごもりして引きこもっていた虫たち(蟄)が、
                 穴をひらき(啓)、はい出してくる時季」です。
   ●春分(しゅんぶん) 3月21日 春分は24節気のひとつで
   「天球の赤道と、黄道(太陽の道)が交差した点、春分点に、
   太陽が来た日」です。
   太陽の黄経が、0度になる時が、春分です。
     大乗仏教では、彼岸の中日(ひがんのちゅうにち)。
   *-------*----------*---------*
   今月、ご紹介した36枚の花や生きものは、
   《★花と緑と翼あるもの、雲と月と夕陽、小啄木鳥と鶫と椋鳥、鯉
   と猫の瞑想=観想★》としてもお楽しみください。順は以下に
   ***************************
   《★花と緑と翼あるもの、雲と月と夕陽、小啄木鳥と鶫と椋鳥、鯉
   と猫の瞑想=観想★》 36枚
   #1☆「春の妖精」 カタクリ(片栗)の花
   #2☆木瓜(ぼけ)の花 ピンクと白
   #3☆ザゼンソウ(座禅草) 仏炎包(ぶつえんほう)
   #4☆ミズバショウ(水芭蕉 みずばしょう)仏炎包
   #5#6☆キブシ(木五倍子) 別名:キフジ(黄藤)-1-2
   #7#8#9☆桜の木に、コケ(苔 こけ)類-1-2-3
   #10☆太陽とぽっかり浮かぶ白い雲たち
   #11☆樹木のシルエット 影(シャドー)の絵 
   #12☆北アメリカのような白い雲
   #13☆プラタナス(スズカケノキ=鈴掛の木)-1
   #14☆プラタナス(スズカケノキ)幹 -2
   #15☆プラタナス-3 剥がれた樹皮と新しい樹皮
   #16☆ぽつんと剥がれた(?)白い雲
   #17☆背面を向け、幹をつつくコゲラ(小啄木鳥)-1
   #18☆コゲラ(小啄木鳥 こげら)横向き-2
   #19☆灰色の雲間(くもま)に青空
   #20☆ムクドリ(椋鳥 むくどり)白い横顔
   #21☆太陽光がそそぐ、巨大な白い雲
   #22☆ツグミ(鶫) そろそろ帰る渡り鳥
   #23☆翼を開いて飛ぶ、鳥のような雲
   #24☆キンクロハジロ(金黒羽白)北に帰る渡り鳥
   #25☆透ける羽根のような雲
   #26☆葉っぱをもつ(?)白いコイ(鯉)
   #27☆長いまつげ(?)の錦鯉、ゴマちゃん
   #28☆橙色と黒、白に赤と黒の2匹で並ぶ、錦鯉
   #29☆もこもこと湧きあがる白い雲
   #30☆雪と月。屋根の白い雪と三日月
   #31☆十日月(とおかづき)
   #32☆夕焼け   #33☆夕陽
   #34#35#36☆根元の眠り猫-1-2-3
   *-------*----------*---------*
   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
   ◎夕陽
   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
   ≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫
   ★こころ と からだ   コーナー★ 
   ≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫
   ★2月は逃げる(にがつ は にげる)で、いそがしい。
   3月は去る(さんがつは さる)で、別れや〔変化〕のとき。
   といわれます。   「眠れていますか?」
      お元気ですか?
   ★3月、4月の移動や変化がおこる時季は、
   自殺が多いというデータがあるといいます。
   プライドが高くて弱音(よわね)を吐けないひと、
   仕事などをかかえこむ、まじめなひとほど
   自殺しやすいといいます。悲しいことです……。
    自殺に向かいやすい前兆は「眠れない」ことなので、
   うつ症状や自殺予防のためにも、自分もふくめ、
   みじかなひとがよい睡眠をとれるといいですね。
    というのも、
   「眠れない」→不眠が続く→→うつになる→自殺
      という直線コースのパターンがあるからです。
   ──眠れてますね。
     眠いのに眠れない、熟睡できない浅い眠りが多い、
   夢ばかりみる、金縛りにあう、
   などがあるなら、まず、脳と体をリラックスさせましょう。
   
   ★「脳の眠り」と「体の眠り」は別で、いっしょにはしません。
   交互に、「脳の眠り」と「体の眠り」をします。
   ★[大脳]は疲れやすいので、眠りが必要です。
   ★脳の幹部、[脳幹]は、一生、眠りません。
     [脳幹]は、睡眠、呼吸、代謝、循環、体温調節など
   「生きている」ことの中枢です。
   ★眠りが必要な脳は、[大脳]なのです。
     [大脳]の眠りをするのは、哺乳類と[鳥類]だけです。
        【生命[進化]の大発明】といわれる【大脳の眠り】。
     〔変化〕のときは、【[進化]の一大発明】を活用して、
          たっぷりと、【大脳の眠り】をしてください。
   ★「からだ(体)の眠り」は、
   屍のポーズ=くつろぎのポーズで、全身を脱力、
   心身のこわばりをほどき、リラックスしましょう。
     「大脳の眠り」と「体の眠り」を1セットにして、
        充分に休息をとりましょう。1セットは、約90分です。
   ★「大脳の眠り」と「体の眠り」の関係や、
   [大脳]を休ませる方法などの仕組み(構造)については、
   以下をどうぞ。
   『3つの脳で、楽に3倍生きる   大脳・小脳・脳幹は、こころ体い
   のち。明るく豊かに健康に』 
   内藤 景代・著 Amazon Kindle版 ☆スマホ・PCでも読める電子書籍
   ★仰向けに寝て、からだ(体)のラックスをする瞑想は、
   内藤景代の声で誘導するCD『くつろぎの冥想』をどうぞ。
   仰向けに寝てする瞑想が5つ入っています。↓
   内藤景代の声で誘導するCD『くつろぎの冥想(瞑想)』 
   =============================
   ★〔見ている猫(ネコ)〕シリーズ、その110
   =============================
   ◎根元の眠り猫-1-2-3
   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
   ☆ぽかぽかした暖かい日。
   陽ざしも強く、フェンスの影(シャドー)も、
   濃く長くのびています。
     何気(なにげ)なく、フェンスの中をみると、
   茶色く太い[根っこ]が盛りあがり、
   根元(ねもと)から太い幹がのびています。
      なにやら気になるので、立ち止まり、
   木の根元をみると、ふわふわの〃もの〃。
       ベージュ色と白でもふもふの長毛の塊(かたまり)。
   ☆よくみると、長毛のネコ(猫)さんが丸まっています。
   カメラをかまえると、いやそうにこちらをみます。
     正面を撮影させてもらうと、まぶしそうにみつめますが、
   黒目は細い糸のようで、ほとんどみえません。
      ベージュのハチワレの白い猫さん。
   大事にされているようで、綺麗な毛並みです。
      土の上でねていますが、土のぬくもりと、
   根元の地熱(じねつ)であったかいのでしょう。
      「お邪魔(じゃま)さま」とつぶやいて、その場を去ると、
     また[根元の眠り猫]にもどっていきました。
   *〜・〜・〜・〜*〜・〜・〜・〜*〜・〜・〜・〜*〜
   ☆NAYヨガスク−ルの会員のペ−ジ「猫の集会」3月号を
   アップしました。  
   ●ちゅんさんは「ぐり と ぐら」 やっぱり そばがいい
   ●Asamiさんは「鷺沼の猫たち」よく食べる!
   ●ちさとさんは「モロッコ(アフリカ) 56」 レストラン   
   ●SOLAさんは「そら君とあめちゃん」 眠くなった・・・
   ●美樹さんは「京王プラザホテルのつるし飾り」可愛い雛飾り
   ●Kayokoさんは「京都三条大橋から見る鴨川の夜景」
   ●mariko さんは「うちの猫」後ろ姿と虎シマシッポ(尻尾)
   ●シンゴさんは作曲&シンセサイザー演奏【Swing】6
   ●Ryoさんは「空を見上げると」
   ●健治さんは「私の居場所」 定点観測-9
   ●和之さんは「NAYヨガスクール体験記 82 
   「冥想〜こころを旅する本〜」
   ☆~☆~☆-----------------------☆~☆~☆
    「NAYヨガスクール体験記 82
        「冥想〜こころを旅する本〜」
   ※追記: 内藤 景代 (ないとう あきよ)記
    「お帰りなさい」((笑))
       なんどでも「いって、帰ってくる」それが旅(トリップ)。
   ☆高いところをめざし、いのちがけの冒険をして、
   傷ついたり、寝こんだり、ひとつになって、陶酔したり、
   喜び、悲しみ、感情の山や谷を超え…
        思いがけない穴に堕ち……
   もがいて、はいあがるしか生きる道はない…
      と、頑張って・・・・ここへ帰ってきた旅の想い出…
   ☆わたし自身が「いって、帰って」きて、
        その【個人的な体験】を昇華(しょうか)して
   深いところで「individual」な個人に通じる【普遍的な体験】
   として書きあげたのが、この本、
       『冥想』こころを旅する本 マインド・トリップです。
   だから、こころが通じて、わかってくださる読者の存在は、
       とてもうれしいです。↓↓   
   ★内藤景代の本 心に残る言葉◎読者と内藤景代がつくるサイト
      http://www.yoga.sakura.ne.jp/hon-kotoba/
   ☆わたし自身も、なんども、この本の“言葉”を想いだして、
         原点に帰っています。
         こころの芯(しん)になっているのでしょう。
   ☆時間が経過して、同じところに戻ることで
      こころは【らせん的な進化】をしていくように想います。
        同じ“言葉”でも意味の深みが〔変化〕している・・・。
   ★和之さんが出会ったころの本は新書版=旧版で白い表紙の
   『冥想(瞑想) こころを旅する本 マインド・トリップ』。↓
    あたたかいピンクのオーラに囲まれた瞑想する女性に、
   上から縦(|)に《光》が入ってくる絵。
    その胸の中には、紅いTシャツをきた笛吹童子と白い馬、
   超高層ビルと広がる緑…そして真上に白い昼の月。
   ★その後、大きな四六版=新版になりました。↓
   超現実的(シュール・レアリスティック)な絵で、
   空を魚が飛んでいたり、紅い薔薇のような太陽が昇る絵。
   猫や象、ライオン、犬、ペンギン、鳥、蝶、リス、キリン、兎、鹿
   などが瞑想する女性のそばによってくる野原の光景…。
   ★下に掲載したどちらのカバー絵も、
   「こころを旅する本」の本質をあらわしています。
   どちらも、わたしは好きです。和之さんは、いかがですか?
    http://www.yogamindtrip.nay.jp/
    ********************************************
   ◎ヨガの究極のプロセスから → 逆算されたエッセンス 
    NEW!! 【受付中!】
   ☆☆☆内藤景代の「集中レッスン・セミナー」☆☆☆
     ●2018年3月25日(日)pm2:30〜5:30
          ご参加費 5.000円   会員 4.000円 
          お申込はメールで ◆メ−ル e@nay.jp  
       詳細は http://www.nay.jp/5-nay/5-shuchu.htm
          ***************************************
   ▼登録/解除 下記のシステムを利用して配信しています
      『まぐまぐ』       http://www.mag2.com/
       ID: 0000106654